捨てがたき人々

ストーリー

金も仕事もなく、不細工で怠け者の男・狸穴勇介(大森南朋)。生きる事に飽きてしまった彼の足が最後に向かったのは生まれ故郷の港町だった。この町で両親は幼い勇介を捨て、勇介は孤独となったのだ。故郷で勇介を知るものはなく、目つきの悪い彼について誰もが怪訝そうな表情で見ていた。

そんななか、ただ一人だけ笑顔で接してくれた顔に痣のある女・岡辺京子(三輪ひとみ)と出会う。京子は痣がコンプレックスで、恋愛を諦めていた。“生きている証”を快楽(セックス)に求める勇介は、彼女に興味を示す。そして、その欲望を京子に求め、強姦まがいに関係を持ってしまう。なし崩しに同棲し、やがてお互いを認める事なく“家族”を作ることになった二人は、それぞれに生きている事の“幸せ”とは何かを考えるのだった…。

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